自動処理の「テスト実行画面のメニュー」と「テスト実行」の違いと活用方法
自動処理全体設定の「テスト実行画面のメニュー」はテスト対象を探しやすくするための「画面設定」であり、パーツ設定内の「テスト実行」は動作を確認する「操作そのもの」を指します。
「楽楽販売」の自動処理設定において、これら2つは「自動処理の動作確認を行う機能」と「その機能を使う際に表示されるレコード選択画面の初期表示設定」という明確な役割の違いがあります。
この違いを理解して適切に設定することで、複雑な条件を持つ自動処理のテストを大幅に効率化し、設定ミスを未然に防ぐことが可能です。
【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定
1. 「テスト実行」の役割とメリット
作成した自動処理が、設定したロジック通りに動くかを確認するためのシミュレーション機能です。
データベースに実際に登録されているレコードを1件選択し、「そのレコードに対して処理を動かした場合、どのパーツを通り、最終的にどのような値が登録・更新されるか」を画面上で確認できます。
<メリット>
テスト実行の結果は画面上のシミュレーションに留まるため、実際のデータが登録・更新・削除されることはありません。本番運用を開始する前や運用開始後の処理変更の際に、安全に動作検証を行えるのが最大の強みです。
2. 「テスト実行画面のメニュー」の役割と設定の工夫
「テスト実行」ボタンをクリックした際に、最初に表示される「テスト対象レコードを選択する一覧画面」の表示形式を指定する設定です。
<具体的な工夫>
例えば、「ステータスが『未処理』のレコードに対してのみ動く自動処理」をテストしたい場合、この設定で「未処理レコードのみを表示する一覧メニュー」を指定しておきます。
これにより、テスト実行のたびに毎回検索条件を入力して対象レコードを探す手間が省け、スムーズに検証作業へ移ることができます。
指定したメニューの「絞り込み条件」や「表示項目」が初期状態で適用されるため、検証に必要な情報(項目)だけを並べたテスト専用メニューを作成して割り当てる運用も非常に有効です。
設定手順
それぞれの設定・操作手順は以下の通りです。
1. テスト実行画面のメニューを指定する
【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定 > 自動処理全体設定
1. 該当する自動処理の右側にある「設定」ボタンをクリックします。
2. 「自動処理全体設定」タブをクリックし、さらにその中の「設定」ボタンをクリックします。
3. 「テスト実行画面のメニュー」のプルダウンから、テスト対象を探しやすい一覧メニューを選択します。
4. 「確定」ボタンをクリックして保存します。
2. テストを実行する
【操作箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 自動処理設定 > 自動処理パーツ設定
1. 自動処理の「自動処理パーツ設定」にある「設定」ボタンをクリックします。
2. 画面右上にある「テスト実行」ボタンをクリックします。
3. 手順1で指定したメニュー形式でレコード選択画面が開くので、テストしたいレコードを1件選択します。
4. 実行結果のログが表示されるので、意図したルート(YES/NO)を通り、期待通りの値がセットされているかを確認します。
※テスト実行画面のメニューに何も指定していない(デフォルトのまま)場合は、システム標準の一覧画面が表示されます。対象レコードが大量にあるデータベースでは、目的のデータを探すのが困難になるため、必ず運用に合わせたメニューを指定することを推奨します。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
自動処理のテスト方法に関するマニュアル
テスト実行の具体的な画面の見方や、シミュレーション結果の確認ポイントについて詳しく解説しています。
自動処理設定:自動処理のテスト
自動処理の設定画面全体の説明
全体設定やパーツ設定など、自動処理を構築する各画面の役割について網羅的に記載されています。
自動処理設定:設定画面の説明
(記事ID:2495)
「自動処理設定」の関連記事一覧
こちらの記事もあわせてご確認ください。
- 年度ごとにデータを絞り込み・集計する2つの方法(日時項目の範囲指定/年度管理項目の作成による自動化)
- 選択した帳票タイプ(フォーマット)に応じて帳票を自動で出し分ける方法
- 明細単位の自動処理で、特定の一行だけ実行する方法
- 自動処理(レコード登録・更新パーツ)の「計算」チェックボックスの使い方と活用例
- 異なる得意先の受注を同一の「請求先」でまとめて請求データを作成する方法
- 自動処理を活用して承認機能を独自に構築する方法・設定手順
- 自動処理のメール送信でプロジェクトや取引内容に応じてCC宛先のみを動的に切り替える方法・マスタ構築手順
- CSVインポートや一括登録時に通知メールが大量送信されるのを防ぎ、完了時にまとめて通知する方法
- データベースをコピー(複製)した際に登録済みのレコードデータも引き継がれるか
- 異なるデータベース間でデータを自動で転記・登録する方法・設定手順