自動処理パーツ設定で「直前に追加」ボタンが表示されない原因と対処方法
自動処理の1つの実行ルートに含まれるパーツ数が上限の20個に達していることが原因です
「楽楽販売」の自動処理設定では、1つの処理の流れ(スタートから終了までの1つの実行ルート)において通過できるパーツの数は、最大20個までという制限があります。
特定のパーツの前後で「直前に追加」ボタンが表示されない場合、そのパーツを含む実行ルートがすでに上限の20個に達しているため、システムの整合性を保つための仕組み上、それ以上のパーツ挿入が制限されています。
この制限は、複雑すぎる処理によるシステムの負荷を軽減し、安定した動作を維持するために設けられています。
主な事象
自動処理の編集画面において、特定の「レコード検索」パーツや「ジャンプ」パーツの間に「メール送信」パーツなどを追加しようとした際、通常表示されるはずの「直前に追加」ボタンが消えており、操作が行えません。
特に「条件分岐」パーツや「ジャンプ」パーツを多用して処理ルートが長くなっている場合に、この事象が発生しやすくなります。
なお、「ジャンプ」パーツ自体はパーツ数としてカウントされませんが、ジャンプ先を含めた「1つの実行ルート」の合計が20個を超えていないかを確認する必要があります。
パーツ数上限を回避して設定を追加するための対処手順
既存の自動処理にパーツを追加できない場合は、以下の方法で構成を見直してください。
自動処理を2つに分割し、処理をリレーさせる
1つの自動処理で全ての工程を完結させるのではなく、処理を適切な箇所で2つに分けます。例えば、前半の処理(データ更新など)を行う「自動処理A」と、後半の処理(メール送信など)を行う「自動処理B」を作成します。
分割した処理を連続して実行するには、以下の運用を検討してください。
「自動処理連続実行オプション」を利用する: 1つのボタン押下で、複数の自動処理を順番に実行させることが可能です。これにより、ユーザーの操作感を損なわずにパーツ数制限を回避できます。詳細は下記の記事をご覧ください。
自動処理連続実行オプションのご紹介
手動で順番に実行する: 1つ目の処理が完了した後、ユーザーに2つ目の処理ボタンを押してもらう運用に変更します。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
自動処理のパーツ数制限に関する仕様
自動処理1つあたりのパーツ通過数の上限値や、カウントの考え方について解説しています。
自動処理のパーツ数上限
複数の自動処理を連続して実行する方法
パーツ数制限を回避するために処理を分割した際、それらを一括で動かすためのオプション機能について紹介しています。
複数の自動処理をまとめて一つのボタンで実行する方法
(記事ID:2502)
「自動処理設定」の関連記事一覧
こちらの記事もあわせてご確認ください。
- 年度ごとにデータを絞り込み・集計する2つの方法(日時項目の範囲指定/年度管理項目の作成による自動化)
- 選択した帳票タイプ(フォーマット)に応じて帳票を自動で出し分ける方法
- 明細単位の自動処理で、特定の一行だけ実行する方法
- 自動処理(レコード登録・更新パーツ)の「計算」チェックボックスの使い方と活用例
- 異なる得意先の受注を同一の「請求先」でまとめて請求データを作成する方法
- 自動処理を活用して承認機能を独自に構築する方法・設定手順
- 自動処理のメール送信でプロジェクトや取引内容に応じてCC宛先のみを動的に切り替える方法・マスタ構築手順
- CSVインポートや一括登録時に通知メールが大量送信されるのを防ぎ、完了時にまとめて通知する方法
- データベースをコピー(複製)した際に登録済みのレコードデータも引き継がれるか
- 異なるデータベース間でデータを自動で転記・登録する方法・設定手順