複数の締日が混在する場合に「対象月度」を自動計算し、集計の絞り込みを自動化する方法・設定手順
項目タイプ「日時と時間量の計算」の「期日計算」機能を利用することで、複数の締日パターンに応じた「対象月度」の自動算出が可能です。
「期日計算」機能を使用すると、「納期日」などの基準日に対して「どの締切グループに属するか」をシステムが自動判定し、正確な「対象月度」を導き出すことができます。
この設定を行うことで、集計設定の絞り込み条件を「対象月度が [今月] と等しい」といった相対的な指定に固定できるため、毎月手動で日付範囲(〇月〇日〜〇月〇日)を打ち替える手間とミスを解消できるメリットがあります。
設定手順
複数の締日(5日、10日、20日、末日など)が混在している環境でも、以下の手順で1つの計算項目に集約して設定可能です。
【設定箇所】 左パネル > データベース > [対象データベース] > 設定(スパナアイコン) > 基本設定 > 項目設定
1. 判定基準となる「締日」項目を用意する
まず、各レコードがどの締切サイクルなのかを判別するための項目を作成します。
・項目名:締日(任意の名称)
・タイプ:「テキスト(1行)」または「選択肢(1件選択)」
・設定値:「5日」「10日」「20日」「末日」などの値を入力しておきます。
2. 「対象月度」を算出する計算項目を作成する
次に、納期日と締日を組み合わせて対象月度を判定する項目を追加します。
・項目名:対象月度(任意の名称)
・タイプ:「日時と時間量の計算」を選択し、「追加」をクリックします。
3. 「期日計算」の詳細ロジックを設定する
作成した項目の「設定」ボタンを開き、以下の通り詳細設定を行います。
(例:「納期日」と定められた「締日」を基準に当月末日を「対象月度」とする場合)
・計算の種類:「期日」を選択します。
・基準日:「納期日」項目を指定します。
・締日:手順1で作成した「締切日」項目を指定します。
・期日(月):「当月」を選択します。
・期日(日):「締日」を選択します。
・表示用書式:「2008/10」や「200810」など、月度として管理しやすい形式を選択します。
※この設定により、例えば締日が「20日」の場合、納期日が「2月21日」であれば自動的に「3月20日(表示は2026/03)」と算出されます。
4. 集計設定の絞り込み条件を自動化する
【設定箇所】 データベース設定 > 機能設定 > 集計設定
(例:「締切日が今月」のレコードを集計対象とする場合)
対象の集計設定の「絞り込み設定」にて、以下の条件を設定します。
・条件:[対象月度] が (直接指定) 「今月」 「と等しい」
これにより、実行したタイミングに合わせて「今月の締切分」が自動で集計対象となります。
※「日時と時間量の計算」項目は自動計算項目のため、基準となる「納期日」や「締日」が変更されるとリアルタイムで再計算されます。 過去の既存レコードに一括反映させたい場合は、一覧画面から「一括再計算」を実行してください。
関連マニュアル
詳細な仕様の違いや作成手順については、下記記事をご確認ください。
支払日・入金日を自動で算出する期日の計算機能ご利用ガイド
締日や支払日の複雑なパターンを、関数を使わずに設定できる「期日計算」の具体的な活用例が記載されています。
支払日・入金日を自動で算出する期日の計算機能ご利用ガイド
項目設定:項目タイプ「日時と時間量の計算」「日時と日時の計算」
日付や時間を使って計算できる項目の基本的な仕様や、営業日を考慮した計算方法について解説しています。
項目設定:項目タイプ「日時と時間量の計算」「日時と日時の計算」
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